クオリティコントロールと進行管理アートディレクション

アートディレクションとは

クオリティコントロールを行うアートディレクション

アートディレション（Art Direction）とは、クライアントからのご要望を伺い、広告、グラフィックデザイン、パッケージ、インタラクティブ、映像、環境・空間などにおけるデザイン表現をプランニングする業務を指してます。打ち合わせ、プレゼンテーション、撮影ディレクション、デザインなど、クリエイティブにおけるクオリティコントロール全般を行います。

スケジュール策定と進行管理

納期に向けたスケジュール策定と進行管理

アートディレクション業務では、クリエイティブにおけるクオリティコントロールだけでなく、ご納品までの制作スケジュールを段階別に組み立て、スムーズな進行管理を図ります。スケジュール表には、企画・デザイン提案予定日、企画・デザイン案決定、修正戻し、写真撮影、取材、印刷入稿、色校正納品、製品納品などの予定日が記載されますので、プロジェクト全体を俯瞰しての原稿準備や社内調整が可能となります。

オリエンテーションの実施

ご要望や目的、現状の課題を理解するオリエンテーション

パンフレット制作着手にあたり、お客様のご要望や利用目的、ターゲット、現状の課題など、詳細のヒアリングをさせて頂きます。パンフレット作成の主目的によりヒアリング内容は異なりますが、企画・デザインのご希望はもちろんのこと、企業情報詳細の掲載範囲やサービス提供の伝達方法、事業・製品の強みなど、ご希望を伺いながらブレスト形式で最適な表現方法を絞り込み、企画・デザインなどのご提案へとつなげて

プレゼンテーションの実施

企画・デザインを誤解なく伝えるプレゼンテーション

企画を行う場合にはオリエンテーションから約4週間後、企画を行わない場合にはオリエンテーションから約2週間後に企画・デザインのプレゼンテーションを行ないます。プレゼンテーションは基本的にミーティング形式となり、企画意図やコンセプト、メッセージ・デザイン要点など、詳細まで説明を行います。パンフレットは、ブランドを具現化する重要なコミュニケーションツールですので、プレゼンテーションには、できる限り経営層や意思決定者の方々のご同席をお願いしております。また、プレゼンテーション終了後にはお客様からのご意見を伺い、企画・デザイン草案決定後の修正に反映していきます。なお、プレゼンテーションは、質疑応答を含め1時間前後のお時間を要します。

デザイン案決定から校正ご指示、修正対応など

ご要望や詳細情報のご入稿を経て原稿校了へ

ご提案させて頂いた企画・デザイン草案よりベースとなる企画案を決定頂きます。そのうえで、詳細な修正指示や情報入稿を頂いた後、修正作業を進めていきます。まれに、企画案の全てにご指摘を頂き、ひとつ一つの企画修正をご指示頂く場合がございますが、企画・デザイン草案は、あくまでも大まかな方向性を示唆するものであり、必ずしもお客様の胸の内に秘めた思いと合致するものではないことを予めご了承ください。以降の制作進行は、企画・デザイン草案決定後に、再度お客様のご要望や詳細情報のご入稿を経て、校正を進めていきます。

色校正の確認から最終校了

データ出力・色合いの最終確認

校正完了後、印刷前の擬似出力で校正の最終確認を行う「色校正」へと進めて行きます。色校正には３種類あり、①簡易色校正・デジタルプルーフ（原稿の再確認に適した出力で、厳密な色味確認には不向き）、②簡易色校正・本紙出力（実際の印刷用紙に印刷前の擬似出力、校正の最終確認のほか、仕上がりをイメージできますが、厳密な色味確認には不向き）、③本機・本紙色校正（実際の印刷機で実際の印刷用紙にテスト印刷、校正の最終確認のほか、色味の確認を厳密に行うことができる）とそれぞれに特徴が異なります。※スケジュールの都合上、色校正を省くご提案をさせて頂く場合もございます。